「静岡日和」のカメラバッグに見えないオシャレなカメラバッグ

カメラバッグらしいカメラバッグが苦手だ。利便性よりも見た目を重視してバッグを選んできた。たまたま発見した「静岡日和」というブランド。ここのカメラバッグがまったくカメラバッグに見えない。シンプルでオシャレなデザインだ。それでいてオシャレなカメラバッグというコンテキストで検索しても web 上に記事が見つからないのもポイントが高い。オシャレだからと côte&ciel (コートエシエル)のバックパックを買って道ゆく人と被りまくっている人は少なくないだろう。

store.shizuoka-biyori.net

カメラケースやストラップも気になるが、まずはカメラバッグを見てみる。

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どれくらいだろうか。かなり長い間迷った末、リネンを選択した。写真では若干くすんで見えるのだけど、実物はもっと綺麗な色をしている。

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届いた実物を見てもカメラバッグには見えない。それでもクッションが入っていて底の方を多少ぶつけてもカメラやレンズへのダメージは軽減してくれそうな気がする。蛇腹折りの間仕切りが付属していて、バックの中をある程度自由に仕切ることができる。フジの X-T10 に 35mm レンズをつけた状態で半分以上も余裕がある。60mm のマクロレンズを入れることもあれば、普段はモバイルバッテリーや「スマホ de チェキ」、それに Kindle などを入れている。さらに、背面にiPad Pro 9.7 インチも入れることができる。

オシャレと利便性はある程度トレードオフにならざるを得ない。バッグの底の方にはかなり大きな機材を入れることができるのだけど、上の方がデッドスペースになってしまう。例えばフジの X-T2 にパワーブースターグリップを装着して40mm F2.8 通しの大きなレンズを取り付けていても、十分に収まるくらいの広さがある。けれどもその上に物を入れると、カメラを取り出すことができなくなってしまう。さらに、これだけ重装備になると肩紐が細すぎて肩が痛くなる。ショルダーパッドを買って対処しているのだけど、デザインが合わないのでできれば着けたくない。別売りで公式のショルダーパッドが出たら買うのだけど。

もともと大きなカメラを入れることを想定してないのだろう。ミラーレス機にはよく合う気がする。カメラとレンズ数本、その他普段使うものを一通り入れて持ちあることができる。カメラバッグに見えないオシャレなカメラバッグを探している人は検討してみる価値のあるバッグだと思う。人気が出すぎて被ったら嫌だなあなどと考えつつ。

静岡日和 2Wayカメラバッグ 磐田リネン(キナリ)

静岡日和 2Wayカメラバッグ 磐田リネン(キナリ)